Kommonうでわ

ひと粒ひと粒が愛おしい、ビーズの世界。

桜、咲き乱れる丘で

わたしにとっても桜は特別な花だ。

 

通った学校は桜が咲き乱れる丘の上にあった。

 

新入学、新学期を祝うかのごとく、桜たちは競って咲きほこり、やがて咲き乱れる。

 

桜のトンネルをくぐり、桜の花びらの舞いを浴びながら通った時間、あの季節は輝きを増して鮮やかに蘇る。

 

今年もまた同じように桜は咲き乱れるのだろう。

 

自分が刻む“時”は輝きを変えるけれども。